引き継がれる、映画を観た後の楽しみ

先日、中2長女と洋画を見た。
随分前に録画してほったからしになっていた、「ミスト」という2007年のホラー・パニック映画だ。
原作はスティーブン・キング。
とある田舎町に住む有名な画家が、嵐で被害を受けた家の修理用品の調達のため、子供と一緒にスーパーに向かう。
スーパーに到着後、周りが何も見えなくなるほどの濃い霧が発生、しかもその霧の中に得体の知れない「何か」がいる。
霧の中に引きずり込まれた人は、血しぶきをあげて戻ってこない。
恐怖に怯える買い物客はスーパーに立てこもるが、次々と犠牲者が…というお話。
公開当時、「決して結末を話さないで下さい」という宣伝がされていた気がする。
とびきり後味の悪いエンディングが待っているからだ。
私はデートで(!)見に行ったのだが、あまりの衝撃のラストに、映画終了後もしばらくシアター内がシーンとしていたし、デート相手ともその後ちょっと気まずくなってしまった。
そんなほろ苦い思い出のある作品なのだが、映画としてはとても見応えがあった。
あの意外すぎるエンディングだったからこそ、逆に満足度は高かった。
それを長女にも味わってほしくて、R15だったけど一緒に見た。
長女は普段、韓国ドラマやアニメ、日本のドラマばかり見ていて、海外の実写映画は「タイタニック」しか見てなかったから、途中で飽きるかな~と心配していたけれど。
「怖ーい!!怖いとこ終わったら教えてー!!」
と言いながら、しっかり最後まで見ていた。
そして、驚きのラストを含め、映画全体のことをあれこれと語り合うことができた。
これがすごく楽しかった。
さすが映画好きの私の娘、当時のデート相手と違う。
かつては映画好きの実母と映画談義をよくしていた(今もしてる)。
今度は自分の娘と同じことをできるのが、とても嬉しい。
これからどんどんいい映画を観て、映画トークに花咲かせられるといいな!と絶望的な結末の映画から、希望ある未来を夢見たのだった。
ちなみに「ミスト」は、独身だった当時より、子供がいる今の方が、最後の残酷さがより深ーーく刺さった。
映画に限らず、年齢を重ねると作品の見方が変わるのが面白い。
※かなりグロテスクなシーンもあるので、苦手な方はご注意を。
初めましての方へ…自己紹介です↓