旧姓名義の銀行口座の解約

「随分長いこと、口座が動いていませんよ~。
お忘れになってやしませんか??」
と、実家近くの銀行からお知らせ葉書が届いた。
就職の時に給与振り込み用に開いた口座で、結婚して引っ越してからは、ほとんどほったらかしになっていた。
ちょうどいい機会なので、解約することにした。
口座名義が旧姓のままだったので、解約に必要な書類を銀行に問い合わせる。
旧姓と現在の姓が同一人物であるということを示すための戸籍謄本、通帳、身分証明書があればいいらしい。
実家と銀行は、今の家から車で1時間程度の距離(30キロ)。
昨日の午前中、実家に行くついでに解約手続きに寄った。
若くて可愛らしい窓口の女性行員に
「遠い所ありがとうございます~」
と言われ、「いえいえ~」気分よくして書類を出したところ、
「印鑑はお持ちですか?」
「(えっ!)旧姓の届印は見当たらないと(電話でお話したんですけど)…」
「少々お待ちください。」
行員さんが30ちょいくらいの、ちょっと上司っぽい男性行員と何やら相談している。
…嫌な予感…。
「申し訳ございません。電話では印鑑は必要ないと申し上げたかもしれませんが、金額が大きいので、同じような印章の印鑑をお持ちになるか、今のお名前の印鑑を一度登録し直してからの解約となります」
嫌な予感、的中。
通帳残高の金額が小さければ印鑑なしでも解約できるが、そこそこの金額だとできないそうだ。
自宅を出るとき、今の名前の印鑑を持っていくかどうか迷って、「ま、必要ないか」と置いてきてしまったのだ。
持ってこれば良かった~!!!
それにしても、戸籍謄本に運転免許証と、二重に身分証明書を提示しても、印鑑がないと駄目とは。
印鑑の効力、どんだけ~(古い☆)。
こういうとき、外国みたいにサインだったら良かったのかな。
もう来ることはないだろうと思ってたのに…まさかの出直しになってしまった。
仕方ない、実家に向かおうと入口を見て仰天!
シャッターが閉まっている!
反対側の出入り口も閉まっている!
閉じ込められた!
…と焦っていたら。
「シャッターの横の扉が開きますので~」
あ、そうなの☆
この銀行は、一旦閉店して昼休憩をとるのか。
昭和みたいだな…。
タイムスリップしたような気持ちになりながら、防火扉に似たドアを開けた。
実家で、まだ残してくれている自分の部屋の机を探したら、引き出しから届印と似た印鑑が出てきた。
お~!これで解約いけるか!?
…それにしても、私、何でこの印鑑だけ実家に置いていったんだろう…。

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