※虫が苦手な方は、閲覧注意⚠️(実物の写真はないです)
昨夜、夕飯に中2長女の好物・タラの天ぷらを作ろうとしたら、生タラの切り身に糸状のものがくっついていた。
こっ…これはっ…まさか…まさか!?
一時期世間を騒がせていたけど、一度もお目にかかったことがないアイツなのか!?
鼓動が早まる。
ど近眼ゆえの見間違いかもしれない…頼む、そうであってくれ…と、その糸状のものを凝視していたら。
にょろにょろにょろ…………
う…う…!!!!!…
動いたーーーーーーーーーー!!!!!
漫画やドラマみたいな「キャーッ!」なんて悲鳴のお手本のような声は出なかった。
「うおえぇううええおあああおう!!??」
と、何とも訳の分からない声が飛び出した。
何事かと寄ってきた子供達も、
「ういやああああぁう!!」
初めて見る寄生虫に、同じく訳の分からない悲鳴を上げていた。
私は40年以上生きてきて初めて生きたアニサキスを見たが、子供達は人生10年そこそこで寄生虫に遭遇…運がいいんだか悪いんだか。
アニサキスがいても取り除いて加熱処理すれば問題ない。
アニサキス自体も、60度で1分以上加熱すれば死んでしまうらしいから、天ぷらで食べてしまったとしても腹痛で七転八倒するということはないようだ。
とはいえ…切り身の上をうにょうにょ動いているのを見てしまったら…理屈じゃなく無理…。
値段の割にお腹が膨れない魚を買うこと自体、我が家にとってはプチ贅沢だったのに…生タラおいしそうだったのに…残念だが、次の可燃ごみの日まで冷凍庫に隔離だ。
メインのおかずがなくなってしまったので、さつまいもとにんじんを天ぷらにして、冷凍のくまさんポテトを揚げた。
タラが好きだった長女は
「もう絶対魚は食べない!!野菜はいいよね~安全で!!」
とすっかりビビッてしまった。
子供達に見せずに、ひっそりと処分すればよかった…と後悔。
が、意志と関係なく訳の分からない悲鳴が出てしまったから、どちらにしろ隠すのは無理だったかもしれない。
海の向こうの夫に報告したら
「それは店のためにも報告した方がいいよ。客からの情報は店にとっても大事だからね。うちの親もアニサキスじゃないけど、そうしてたからね」
…そういえばあなたのお義母さんは、トラブルがあるとやや喧嘩腰に店やら病院やらに物申しに行く人でしたねえ…。
私はそういうタイプじゃないんで。
それに、二度と行かない店ならともかく、この先もずーっと利用する店だし、そんなこと言ったら自分の心情的に行きづらくなりそう。
ネットで調べたところによると、アニサキスは店に報告したところで、返金・交換くらいしかないようだし。
夫の意見は、ありがたく聞き流すことにした。
アニサキスなんて自分で見つけられるのかなーと思っていたが、すーぐに分かった。
しばらくお刺身やお寿司は食べられないかもな~…しめ鯖とか好きだったんだけどな。
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