最近、着る服がない。
数がないわけではない、むしろ数はある。
結婚を機に退職して以来、連続して3人の子供に恵まれ、ずっと家で家事育児をしていたから、あまり服を買わずにいた。
独身の時のものをそのまま着ていたり、買ったとしても動きやすい服、汚れてもいい服を選んできた。
そして現在…気付けば10年、下手したら20年前の服ばかり溢れている。
着古して襟が伸びたもの、毛玉ができたもの、サイズが合わないもの、デザインが若くて顔に合わないもの、時代遅れのものがわんさか…。
30代までは、自分がまだ若いから、服が(多少)ヨレヨレでも何とかなった(んじゃないかな)。
着る人間から発せられる生命力?のようなもので補えていた…と思う。
しかし、40も半ばにもなると、生命力も落ちてくる。
鏡を見れば、冴えない疲れた顔が映っていて、自分と認めたくない気持ちにさえなる。
それなのに、ヨレヨレの自分に合わない時代遅れの服を着ていたら…もうみすぼらしいというか、哀れというか、悲惨というか。
若い時はおしゃれに熱心だが、年齢を重ねた今こそ、面倒がらずにきちんとした身なりを心掛け、服の力を借りないといけない。
…と、天下の福山雅治さんも、NHK「SONGS」で大泉洋さん相手に似たようなことを話していた。
福山雅治さんですらそう感じるなら、一般人の私はもう言わずもがな。
服だけでは無い。
顔色が冴えない40代は、お化粧もちゃんとした方がいいと思う。
働いていないから、近所の買い物程度でメイクをするのはお化粧品がもったいない、なんてケチ根性が働いていたけれど。
(プチプラのお化粧品は、肌が荒れるので使えない。)
朝ドラ「マッサン」のモデルになった、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏の奥さんリタさんは、家にいるときもきちんとメイクをしていたそうだ。
私も見習って、ちょっとでもシャンとした生活を送らねば…。
というわけで、昨日新しい服を2枚買ってきた。
売り場に行ってもどれがいいのかよく分からず、1時間くらいウロウロ迷ってしまった…そもそも私はファッションが苦手だ。
ファッション雑誌よりも、映画雑誌や小説を読んでいる方が多かったし。
遅ればせながらおしゃれの勉強をしないと、永遠にファッション迷子かも。
年だからといって、くすんだ色の服は着たくない。
本当は質の高い、ついでにお値段も高い服がいいのだろうけど、夫1馬力の現状では、そんなに贅沢も言えない。
40代が着てもそれなりにサマになって、着ると気分が上がって、太って見えない明るいカラーの、ほどほどのお値段の服が欲しい…って、けっこう難易度高い??
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