人生折返し地点通過しました

人生後半戦突入!あー面白かった!!と言える人生が目標‼️

長女の忘れ物、先生の温かさに感謝

昨日の午後3時過ぎ、中2長女の中学校から電話がかかってきた。

長女は部活の時間のはずだ。

何?怪我?具合が悪くなった??

はたまた何かやらかした⁉

ヒヤヒヤしながらよそ行きの声で電話に出る。

ところが聞こえてきたのは

「お母さ~ん?私~。」

のんびりとした長女の声だった。

なんだ~とホッとしつつ、長女自ら電話をかけてきたことにいやな予感がした。

「今日部活あるのに、楽器も楽譜も全部忘れちゃった~。持ってきてくれない??」

やはりな!!そういうことだと思ったぞ!!

(長女は吹奏楽部)

私は基本的に、子供の忘れ物を届けることはしない。

「え~!?」と難色を示した後、学校から家まで近いんだから、取りに戻ってくるか、いっそのこと休むかしなさい、と言うべく息を吸ったところで

「すみません、お電話代わりました~担任の○○です」

吸った息にむせそうになった。

まさかの担任の先生登場!!

今年で三年目の若い女性の先生で、長女と声があまり変わらない。

一瞬混乱しつつ、「お世話になってます~」と即座によそ行き声にスイッチ!

長女の旗色が悪いと電話のそばで察した先生が、助け船を出す気になってくれたようだ。

「ご負担じゃなければ、職員室に部活の用意を持ってきていただけるとありがたいです~」

ぐぬぬぬぬぬ…。

さすがに先生にまで言われたら、すげなく断れない。

長女に家に電話するよう促してくれただろう若い先生に、「余計なことをしてしまった…」と落ち込ませてはいけない。

「分かりました~♫」と、とびきりのよそ行き声で、忘れものは届けない!というポリシーをぶん投げた。

「あ、それと、この電話は特別対応になるものですから、10円の電話代をご持参ください~

…なんと電話代徴収があるとは!

しかも10円!!

それくらいもういいじゃん!!…とはいかないのが、公務員の世界か。

 

小雨降る中、楽器と楽譜と譜面立てを車に積んで、中学校に急ぐ。

正門入ったらすぐ職員室があるって言ってたよな…と正門を抜けたら。

長女の担任の先生が、掃除している長女に代わって傘もささずに立って待っていてくれた。

先生とはいえ、自分より20歳くらい若く、娘と言っても過言じゃない年代である。

親のような気持ちで先生の体が心配になってしまう。

先生に早く校舎に入ってもらうため、長女の楽器を急いで託して引き返した。

 

おそらくベテランの先生だったら、家に電話なんてさせてくれなかっただろうし、ましてや電話で援護射撃をしたり、届けに来た親を外で待っていてくれたりなんてことはなかっただろう。

(私が職員室の場所が分からない、と言ったせいか。)

忙しい中、長女のために骨を折ってくれた先生、ありがとうございました。。

長女よ、いい先生に当たったね。

 

だけど、二度目はないぞ。

 

…あ、イラストにメガネ👓描くの忘れた💦💦