夫と立場が逆転してみて気付いたこと
本日お仕事3日目。
この週末は仕事の疲れに加え、中2長女の定期演奏会に浴衣の着付けにと忙しかったこともあり、正直疲れががっつり残っていた。
自分の体力がなさ過ぎるのか、と落ち込みかけたが、「今までふわ~っとした生活してたんだから、そりゃ仕事に慣れるまでは疲れるわよ~。でも慣れれば大丈夫!」という実母の言葉であっさり立ち直った。
今日は4時間、システムの講習をみっちり受けた。
会社独自のシステムは2つある。
15年前にもあったのだが、その頃より格段にボタンが増えてる…複雑になってる…。
これで作業がスピードアップすると言ってたけど、ホントに??
やること、逆に増えてない?
…と感じるのは、私がまだ全然覚えてないからなんだろう。
4時間終わった頃には、頭から湯気が出ていた、絶対☆
明日早めに行って、システムを色々いじってみよう。
ファイルも多くて、どこに何のファイルがあるのか、すぐに覚えられないし。
「そんなにすぐ壊れたりしないので、どんどん触って下さい」って言ってくれたし。
ただ、私は初日から前代未聞のトラブルを引き当てたからな~。
「今度はどんなトラブルを起こしてくれるか、期待してます」なんて言われてしまった。
私が仕事に行っている間、休暇中の夫が子供達のお世話をしてくれている。
今回のことで分かったのが、仕事に行くときに家のことを任せられる人がいるというのは、すごく気が楽だということ。
子供の勉強とお昼をやってくれてて、他の家事…洗濯とかごみ出しとか…は、私がやっている。
夫がそういうこともやっておいてあげると言ってくれてるのだが…ちょっとやり方が…気になるから…。
本当にしんどくなったら、お願いします。
それにしても、勉強とお昼だけでもこれだけ楽だと感じるのだから、全部の家事をやってもらえたら、働く方もかなり楽だろう。
ひるがえって、私の15年の専業主婦生活、実はすごーく社会に貢献してたんじゃないか??
専業主婦をどれだけ頑張っても、褒めてくれる人も労ってくれる人もないし、何よりお金を生み出さない。
おかげでなかなか自己肯定感も上がらない。
正直独身の頃より自分のスペックは大幅に上がっている。
子供を3人産んでワンオペに近い状態で育て、ペーパードライバーを返上し、5人分の食事を作り、PTAもこなし、町内会の役員もこなし、浴衣の着付けやら子供の発表会のヘアメイクもできるようになり…等々、できるようになったことはたくさんある。
でも、お金は1円も発生しない。
自信が持てない。
モヤモヤが消えない15年だった。
けれど、今回夫と立場が反対になってみて、自分が家にいたからこそ、夫のパフォーマンスも上がっていたに違いない、ひいてはそれが社会貢献になっていたに違いない、と思えるようになった。
これは意外な収穫で嬉しい。
夫から
「お母さんがいないと、1人で子供3人みるのはしんどい。」
という言葉が出たのも良かった。
相手の立場に立ってみて初めて気付くことって、たくさんある。
私が働いていると夫がすごく協力的だということも、今回初めて分かった。
自分が働いているときに家のことをやってくれていると、感謝の気持ちが沸々とわいてくるのも分かった。
色々発見があって、面白い。
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