友達の圧力に屈した浴衣デビュー

中2長女が、友だちと行く夏祭りで浴衣を着ると言い出した。
うちには浴衣がないし、着付けの仕方も分からないから無理、と再三断っていたらしいのだが、その友達は普段からごり押しが強い。
「1万円くらいで全部揃うから!」
「着付けはうちのお母さんに頼めばいいから!」
「あなたのお母さんには、私がどーーしても!って頼んだってことにすればいいから、買ってもらって!!」
「髪型もかわいくしてきてね!」
「ぜっっっっっったい浴衣着てきてね!!!」
…と、最終的には押し切られた…。
命の危険を感じるくらいの暑さなのに、帯を締め、下着+重なる上衣を着て、袖も長く、襟も厚めの浴衣を着て行かせるのは、正直気が進まない。
ここまで暑くなかった私が子供の頃でさえ、お祭りが終わる頃には「暑い…早く脱ぎたい…」と思っていた。
私はついていかないので、着崩れも心配。
着付け方もまったく知らないので、動画を見るしかない。
きれいに着付けられる自信はない…。
が、ごり押しの友達のお母さんともできれば関わりたくない。
ごり押ししてくる人を跳ね返すいい方法はないものだろうか☆
浴衣は買っても一年に一回くらいしか着ないし、毎年着るかどうかも怪しいので、ネットでレンタルすることにした。
自宅管理するのも面倒大変だから。
借りたのは、ブドウ柄があしらわれた、紺地の浴衣。
よくある差し込み系の簡単な帯ではなく、縛るタイプの帯のよう。
…ちゃんとできるかな…。
昨日は、浴衣に合う籠バッグとスニーカーを買いに行ってきた。
草履やサンダルでは間違いなく靴擦れ(鼻緒ずれ?)を起こすだろうということで、ちょっとおしゃれなスニーカー。
洋服と違って調べること、揃えるものが多くて、
「もう疲れた…。」
とぐったりの長女。
いやいや、君のためだからね??
おしゃれには気合いと体力がいるんですよ!
(浜口京子さんと猪木の合わせ技…☆)
それにしても、子供がいなければ浴衣の着付けなんて知ることはなかっただろう。
子供がいると経験値が上がるなあと、つくづく思う。
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